イラストサンプル | イラスト概要 |
C-(1)-1 C-(4)-1 C-(5)-1 C-(6)-1 C-(12)-1 |
(1)お店で、欲しかった玩具を自分のかばんに入れてしまった。 (2)近所のお兄さんに、「君のお金でお菓子を買って食べよう。」と言われた。 (3)外でおしっこをしたくなったので、よその家の塀の所でした。 (4)隣の席の子にいやなことを言われカッとして、その子の持ち物を壊してしまった。 (5)電車の中で、ずっと大声でお話をしていた。 (6)学校から社会見学に行き、グループから離れて一人で行動した。 (7)プールの着替えの時、皆の前でパンツまでぬいでしまった。 (8)電車の中で、隣にすわっている知らないお姉さんに、もたれかかって寝てしまった。 (9)友だちが自分の持ち物と同じものを持っていたので「返せ!」と言った。 (10)一人で、遠くまで出かけて迷子になってしまった。 (11)本屋で面白い本をみつけたので座り込んで、床に置いて読んだ。 (12)友だちの家に遊びに行ってお腹がすいたので、冷蔵庫を開けておやつを食べた。 (13)授業中、気になることがあったので隣の友達にずっとおしゃべりをし続けた。 (14)教室に落ちていた鉛筆が欲しくなって、自分の筆箱に入れてしまった。 (15)雨が降って来たけれど傘がなかったので、傘立ての中から適当に選んでさして帰った。 |
C-(2)-1 | 「右の人は近所のお兄さんです。男の子に何を言っているのだと思う?」 「そのお金で、いっしょにおかしを買って食べよう。つぎの時は、ぼくがおごるから。」 と言っているのかもしれない。 |
指導例 「この黄色の服の男の子は近所のお兄さんです。この男の子になにか言っているみたいね。何を言っているのだと思う?」 「その豆とソフトクリームを交換しよう。」 「あ、これ、この男の子のお金ね。お金に見えなかったね、ごめんごめん。」 「じゃぁ、そのお金とソフトクリームを交換しよう。」 「あ、そうか。そう見えるね。先生、思いつかなかった。凄い、〇〇ちゃん。 あのね、こうも見えるかな?『今日は、そのお金で、いっしょにおかしを買って食べよう。明日は、ぼくがおごるから。』って。」 「うん。見える。」 「おかしをおごってって言われているんだね。明日は、こんどはこのおにいちゃんがおごってくれるの?」 「うん。」 「おにいちゃん、そう言ってたね。でも、ほら、これ見て!」 と、言いながら2枚目を出す。 |
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C-(2)-2 | 「どうなってしまった?」 いつまでたってもおごってくれないし、その後、「きょうも、おごって」と、何度も何度もおかしを買わされることになってしまった。 |
指導例 「どうなってしまったの?」 「きょうもおごってって。」 「そうね、一回良いよって言ってしまったら、また、次にも同じ事を言われてしまうかも知れないんだね。大きいお兄ちゃんだし、断れないんだね。」 「この子どんな顔している?」 「いやな顔。」 「そうね、こんなになってしまったらいやだね。」 「じゃぁ、初めにどうすればよかったんだろうね。」 「いやだって言う。」 |
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C-(2)-3 |
「初めに、どうすればよかった?」 「お家の人に、“ダメ”だと言われている。」とはっきりことわる。いらない所にお金を持って行かない。 |
指導例 3枚目を出しながら、 「そうね、初めから、はっきり断らないとね。断り方はね、ただ“いやだ”じゃなくて、『お父さんもお母さんも、ひとにお金をあげたり、おごったりしたら絶対にダメだって言ってた。』って、大人の人の名前を出すといいよ。それでも、無理やりおごらされたら、すぐにお家の人に言うこと。」 「無理やり、お金をとったら強盗(どろぼう)だからね。〇〇ちゃんは、お金を持って外に行くことある?」 「ない。」 「そう、えらいね。」 「文房具屋さんに行くとか、買い物を頼まれたとか、そんな特別な時以外は、お金は外に持っていかないほうがいいね。」 |