イラストサンプル | イラスト概要 |
A-(1)-1 A-(3)-1 A-(7)-1 A-(9)-1 A-(14)-1 |
(1)つぎは体育の時間なのに着替えていない。 (2)机の上に教科書、ノート、鉛筆等が置きっぱなしになっている。 (3)掃除の時間、ほうきを振りまわして遊んでいる。 (4)掃除の時間、雑巾をしっかり絞らずに机をふいてしまう。 (5)給食当番の時、おかずの入った食缶を持って走っている。 (6)道路の曲がり角で、とび出してしまう。 (7)テストの点が悪かったので、腹を立ててそれを破っている。 (8)夜遅くまで、テレビゲームをしている。 (9)授業時間なのに、立ち歩いている。 (10)頼まれた買い物を忘れてしまい、自分が欲しかった物を買ってしまう。 (11)スーパーで財布を拾ったが対処法がわからず、ポケットに入れてしまう。 (12)授業中、先生がなかなか自分を当ててくれないのでさわいでいる。 (13)体操服を忘れて、対処法がわからず、ぼんやりしている。 (14)他の友達の持ち物を壊すように言われて、壊してしまっている。 (15)学校から帰った時、家に鍵がかかって誰もいなかったので困っている。 |
A-(15)-1 | 「どうしているのだと思う?」 早く学校から帰ってきたのか、かぎがかかっていて家にだれもいないので入れない。 |
指導例 「どうしているのだと思う?」 「すわっている。」 「うん、そうね、どこにすわっている。」 「げんかん。」 「そうそう、げんかんだね。あら、ランドセル背負っているね。学校から帰ってきたのかな。なんで、おうちに入らないんだろうね。」 「わかんない。」 「鍵がかかっているのかもね。どうして鍵がかかっているのだと思う?」 「おかあさん、いないんだ。」 「うん、うちにだれもいなくて、鍵もかかっているから、入れないのね。」 「前、うちのお母さんもいない時あった。鍵はかかっていなかったけど。」 「うん、お母さんは、子どもが帰ってくるのがわかっていたら、鍵なんかかけたりしないよね。この子、いつもより学校から早く帰ってきたのかもしれないね。いつもの時間より早いから、お母さんはいないのかもね。このまま、お母さんはずっと帰って来ない?」 「わかんない。」 「〇〇ちゃんの時は、どうだった?お母さん、ずっと帰って来なかった?」 「帰ってきた。近所のおばさんの所に行ってたんだって。」 「そうかそうか。この子のお母さんも、いつもの時刻になったら帰ってくだろうね、きっと。」 と言いながら2枚目を出す。 |
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A-(15)-2 | 「このままだれも帰ってこない?」 いつもの時こくになったら帰ってくる。ちょっと出かけているだけ。 |
指導例 「あ、やっぱり帰ってきた。どこに行ってたんだろう?」 「パン屋さん。」 「えっ、どうしてわかるの?」 「だってほら、ここ、パンがあるもん。」 「わぁ、ほんとだ。よく見てたね。」 「早く帰ってきてくれてよかったね、お母さん。でも、もし、お母さん、いつまでも帰って来なかったらどうする?」 「泣く。」 「そう、さみしいよね、玄関でずっと待ってるのは。」 「もし、〇〇ちゃんが家に帰った時に鍵がかかっていて、お母さんもいなかったら、ずっと玄関で待っていられる?」 「わかんない。」 「そうね、そんな時どうしたらいいか、お母さんとお話して決めておいたらいいね。」 ここで3まい目の絵を出す。 |
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A-(15)-3 |
「なかなか帰ってこなかったら、どうすれば良い?」 まちきれなかったら、 「近くのこうえんで遊んでいる」 など、どこにいるかのメモをおいて遊んでまつ。 (こんな時のために決めている方法があったらその通りにする。) |
指導例 「この子、お母さんが帰ってくるのを待ち切れないで、隣の公園にふらんこに乗りに行ったんだって。」 「ふうん。」 「この子がブランコに乗っている間に、お母さんが家に帰ってきたの。そうしたら、玄関の前に白い紙が置いてあって、何か書いてあったんだって。何を書いてあったと思う。」 「ここに書いてあるよ。ちかくのこうえんであそんでいる。」 「あ、本当だ。えっと、これって誰が書いたんだっけ?」 「この子。」 「うん、そうだね。でも、どうしてこんなお手紙を書いたんだろう?」 「わかんない。」 「お母さんが帰ってきた時、この子は玄関にいないよね。お母さんは、この子が学校から帰ってきたかどうかを知っていると思う?」 「??????」 「そこにいなかったら、まだ帰ってきていないと思うよね。」 「うん。」 「だったら、もう帰って来てるよっていう合図がいるよね。それが・・・」 「あ、このお手紙だ。」 「そうそう、よくわかったね。お手紙を見て、お母さんは公園にお迎えに行くのかな。もう大丈夫ね、良かった、良かった。」 「うん。」 |