書籍名 |
ナレーターなのに失語症になっちゃった |
書籍データ |
著者:沼尾ひろ子 仕様:A5判、228頁 ISBN:978-4-900851-74-0 発行日:2014年4月2日 |
価 格 |
1,200円(税抜) |
※ 販売終了 |
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【目 次】 |
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1.体からの思いがけないSOS 実家へのドライブの途中、突然、頭痛が 痛みに耐えながらナレーションを 念のため病院へ。ところがCTに何かが! 予想外の告知「えっいきなり入院!?」 2.ナレーターなのに言葉が出てこない!? ストレッチャーに乗せられて 休暇気分で入院 入院5日目、意識が失くなり・・・・・・ ◇安心したところに病院から電話が! ◇娘を私より先に死なせるもんか! ◇自分の名前もわからない姉 ◇頭の左側に特大の脳梗塞が・・・・・・ みんなが外国語をしゃべっている 読めない、書けない、思い出せない ◇命さえあれば仕事はしなくていい ◇姉の仕事復帰は無理かも・・・・・・ ◇ヒロ、いつも一緒にいるからね 3.先生、私、失語症なんですか? 「私の職業は、えーっと、えーっと・・・・・・」 日記に書いた、私の精いっぱいの気持ち 夫のバースデーカードに書いた13文字 「入院日記」〜私はバカだ、もう仕事はできないというのに〜 リハビリ計画書に”失語症”の文字が! |
4.もう仕事のことは考えない! いよいよリハビリがスタート <青井さんは青いスキーが好きだ> このままでは生きてる意味がない 水を2L飲みますか?それとも点滴を続けますか? 初めてのショッピングに緊張! テレビの音声が病室の子守歌 5.失くした言葉は取り戻せる? 懐かしい早口言葉に救われて 夫の何気ない思いやりが支え もっとも効果的なリハビリを発見! 「えっそれが私の脳梗塞の原因?」 100%まで戻らないなら、もう仕事はしない 退院OKだけど条件つき ◇脳梗塞とは ◇失語症について ようやく迎えた退院の日 6.ナレーター復帰に向けて キュウリがトマト!? ◇キュウリがトマト、は”錯誤”という症状 やっぱりマイクの前でしゃべれない! これまでとは別の生き方を探そう 「ヒロが本当にやりたいことは何?」 たとえゆっくりでも一歩ずつ前に向かって 脳トレ本で猛特訓 ◇音読は脳の機能をアップさせる プロとして戻ってこい もう迷わない、私の進む道 再びヘッドホンをつけて ◇なぜ、これほど回復できたか この本を読んでくださった方へ ※ ◇印は寄稿文です。 |
【著者プロフィール】 |
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沼尾ひろ子(ぬまお ひろこ) 1964年3月29日生 栃木県出身。民放アナウンサーを経てフリーに。TBS「ブロードキャスター」「ひるおび」等多数出演。2006年脳梗塞により失語症となったが懸命のリハビリの末復帰。 2008年脳梗塞患者と家族のための自立支援の会を発足。講演等を通じて失語症者の社会復帰を後押しするとともに、東京大学大学院医学系研究科で医療コミュニケーション学研究に携わり自身の患者体験とアナウンススキルによる教育プログラムに取り組む。さらに、自転車による地域活性化や栃木県篠井で農業に携わる等幅広く活躍。 メディアプロデュース会社、株式会社AXIS DO 代表取締役。 |