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 この地球(ほし)にすんでいる僕の仲間たちへ

書籍名
この地球(ほし)にすんでいる僕の仲間たちへ
〜12歳の僕が知っている自閉の世界〜

書籍データ
著者:東田直樹・東田美紀
サイズ:A5版 129頁 DVD付(再生時間:15分35秒)
ISBN:978-4-900851-32-0
発売日:2005年9月25日
価 格
1,900円(税込2,090円)
メール便・送料無料!
 この本は、2004年9月に出版された絵本「自閉というぼくの世界」の2作目にあたります。
 自閉という障がいのために困っていることや悩みなどを千葉県君津市に住む養護学校中学1年(当時)の東田直樹が、自分の体験をもとに書き上げました。
 今回の本は、自閉という障がいを持つ著者が一般の人に向けて書いたばかりでなく、同じ障がいを持つ仲間たちへのメッセージでもあります。

 本文では・飛び跳ねる理由・急に動き回ること・筆談とコミュニケーション・僕らのしてほしいこと・僕のこれまで等々、障がいを持つ本人でなければ分からないようなことについても書いています。
 後半は、母親が子育ての記録や、障がいを持つ子どもの親としての思いを書いています。

 本人のパソコンでの執筆風景や、本人が自閉という障がいがよく分かるような映像を収録したDVDも付属しています。※1
 この本は、自閉児が自分の障がいのことを書いた文章であり、国内でも数少ない本です。

【目 次】 ▼(クリックで表示)

※1 DVD再生機能付き家庭用ゲーム機、及び、一部のDVDレコーダー(HDDレコーダー)では再生出来ない場合がございます。

著者近影
東田直樹

 この本を出そうと思ったきっかけは、僕と同じような障害を持っている子供の気持ちを、少しでもみんなに分かって欲しかったからです。
 僕たちはいつも困っていてひとりぼっちなのです。
 僕たちを笑わないでください。
 僕たちをのけ者にしないでください。
 僕たちを助けてください。
 この本を読んで僕たちの仲間になってくれたら、僕はとてもうれしいです。
 この地球にすんでいる僕の仲間たちへ。
 たとえ今がつらくても、生きることをあきらめないでください。
 みんなが僕らの仲間になってくれたら、僕らだってこの世界の中で生きていけます。
 みんなが分かってくれるように、僕が頑張ります。

(まえがきより)

東田美紀

 この地球には、たくさんの人達が暮らしています。
 みんな人と人との関わりの中で成長し、幸せを感じることが出来ます。
 しかし、みんなと同じように一生懸命に生きているのに、他人とうまく付き合えないばかりか、自分のこともよくわからずに苦しんでいる人達がいます。
 自閉症の人達は、みんなのことが嫌いなのでしょうか。
 そんなことはありません。
 うまく表現出来ないだけで、みんなのことは大好きなのです。
 私達がもう少し彼らのことを知ってあげることが出来たなら、自閉症の人達もこの地球に生まれて良かったと、思えるような社会になるでしょう。
 それが、私達家族の夢なのです。

(まえがきより)




東京新聞夕刊(2005年12月16日)に掲載されました。

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読売新聞千葉版(2005年11月5日)に掲載されました。

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朝日新聞の記事 朝日新聞総合版(2005年10月21日)に掲載されました。

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「自閉症の僕が跳びはねる理由」表紙写真
自閉症の僕が跳びはねる理由

※TVで紹介されました