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 ソーシャルスキルトレーニング絵カード


場面の認知(危険回避と約束事)
SST連続絵カードの幼年用です。
園や家庭生活での危険回避場面を中心に、基本的なマナーやルールなどの約束事を集めました。
より小さな子にもわかりやすいようにと行動と結果の2枚組にしました。

このような行動をとれば結果はどうなってしまうのか、“取りあえずは危険やトラブルを回避すること”に的をしぼりました。
この後、子どもたちに“適切な行動や代替案を提示すること”が不可欠です。

2枚目のカードの最後の(*)印の所に、その為のヒントも、一部提示はしました。
しかし、それぞれの子の認知のレベルに合わせ、具体的な場面でそれらを教えてあげることこそが重要だと考えます。それぞれの場で工夫をして、子どもたちに適切な行動や代替案を示してください。

2003年8月20日 初版発行

 

イラスト構成(A5サイズ 22組×各2枚)
(1)-1

-2
“ブランコに乗ろう!”

揺れているブランコは危ないです。
ぶつかってけがをするかもしれません。
(2)-1

-2
“ボールを蹴ろう!”    
  
人がいる方に向かって蹴ると危ないです。
そこにいる子たちに、ボールが当たってしまうかもしれません。
(3)-1

-2
“ここにすわろう!”              
   
窓の敷居は細すぎて危ないです。
落ちてけがをするかもしれません。
(4)-1

-2
“そこにキラキラ光るものがある。見てみよう!”   
   
そこは自動車の通る道です。危ないです。
走ってきた自動車にぶつかると けがをします。
(5)-1

-2
“棒があった。振り回すと面白い!”       
   
長い棒は振り回すと危ないです。
周りにいる子に当たってしまうかもしれません。 
自分もけがをするかもしれません。
(6)-1

-2
“お友達と一緒の散歩は楽しいな。”  
  
歩いていく方を見ていないと危ないです。
ぶつかってけがをするかもしれません。
(7)-1

-2
“自転車をみつけた。車輪をまわすと面白い!”        
  
指をはさむと危ないです。
けがをするかもしれません。 
(8)-1

-2
“あ、そうだ! あっちへ戻ろう!”         
  
急に向きを変えて走ると、危ないです。
後ろにいた子が避けられないで、ぶつかってしまうかもしれません。
(9)-1

-2
“何があるかな。下を見てみよう!”                
  
のぞき込むと危ないです。  
落ちてけがをしてしまうかもしれません。
(10)-1

-2
“ぼく、そこで遊ぶ!”            
  
ジャングルジムの上で人を押すと危ないです。
落ちて、大けがをしてしまうかもしれません。
(11)-1


-2
“砂の上を歩くのは面白い!”
“スコップでどんどん掘ろう!” 

良く見て歩かないと危ないです。
砂に隠れていた友だちの手を、踏んでしまうかもしれません。
  
勢いよく砂をとばすと、危ないです。
友だちの目に入って目が痛くなったり、口に入ってしまったりするかもしれません。
(12)-1

-2
“どうしてお昼寝をするの? お昼寝なんかしたくない!”         

ここにいる子たちを見てください。
この子が騒いでいるので、眠れないようです。
園の生活には時間の区切りがあります。今はお昼寝の時間なのです。

* お昼寝をすると、疲れがとれて元気が出ます。
眠れなくても、静かに寝転んでいるだけでも良いのです。
どうしても静かにすることが難しい時は先生に相談します。
(13)-1

-2
“トイレに行こう!”           

この子たちを見てください。
この子たちもトイレに行きたいので、並んで順番を待っています。

* トイレには、一人ずつしか入れません。
我慢ができる人は順番に並んで待ちます。
(14)-1

-2
“おなかがすいたから食べよう!”    
    
この子の周りの子を見てください。
まだだれも食べ始めていません。
早く食べたいと思っている子も“いただきます”の挨拶まで待っているのです。
園の生活には時間の区切りがあります。今は食べるのを待つ時間なのです。

* みんなの準備ができてから、“いただきます”の挨拶をして
食べ始めます。
(15)-1

-2
“いっぱい集めた! これで作ろう!”            

この子の周りの子を見てください。  
この子が一人でたくさん使っているので、おもちゃが足りなくて困っている子がいます。
ここにあるおもちゃは、みんなで使う物です。

* どの子も使いたいおもちゃがあります。
友だちと遊ぶときには、
         「これ、使って良い?」
と聞いたり、
         「あとで代わってね。」
と頼んだりして使います。 
(16)-1

-2
“良く見えないから、前に行って見よう!”        

この子の後ろの子たちを見てください。
この子が立っているので、紙芝居が見えなくて困っているようです。
今は、みんなで一つの紙芝居を見ています。

* どの子もしっかり見たいのです。
紙芝居は自分の場所で座って見ます。
(17)-1

-2
“大急ぎ、大急ぎ!”             

脱ぎっぱなしだった靴がなくなっています。
靴は踏まれたり蹴られたりして、どこかに行ってしまったのかもしれません。

* 脱いだ靴は靴箱に入れます。
靴箱に入れておくと、はく時にも自分の靴が良くわかります。
(18)-1

-2
“あっ、きれいな色のボールを見つけた!”       

危ないです。 
ぶつかってしまい、痛くて泣いている子もいます。

* 周りを見て、気をつけて歩きます。
(19)-1

-2
“うんうん、この本、面白い!”        

周りには、使ったものが散らかったままでした。
このロッカ―の中も、整頓できていません。

* 遊び終わったおもちゃは元の場所に片付けます。
そうすれば、次に遊ぶ時に探さなくてすみます。
(20)-1

-2
“あっちに行ってみよう!”

お母さんがそばにいません。
お母さんから離れて一人になったら危ないです。
お母さんは今、一生懸命にこの子を探しています。

* お母さん(行動を共にしている大人の人)と一緒に歩きます。

(21)-1

-2
“この本、面白い!”     

この子の周りを見てください。
もう本を読める時間は終わっています。
園の生活には時間の区切りがあります。今はお帰りの時間です。

* 場面の切り替えの難しい子には、あらかじめ終わりの時間、予定などを
提示しておくことが不可欠です。
(22)-1

-2
“このひもを引っ張ってみよう!”      

危ないです。
ひもを引っ張ったら、箱が落ちてくることもあります。 
落ちてきたら、けがをするかもしれません。

* これを教える前に、子どもたちの興味をひくものは予め片づけておく事が
大事です。



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