書籍名 |
学習障害三代おそろい 100%わかってもらえなくても、5%知ってもらえばいい |
書籍データ |
著者:松本三枝子 ISBN:978-4-900851-79-5 サイズ:A5判 176頁 全頁ふりがな入 発売日:2015年12月1日 |
価 格 |
1,300円(税込1,430円) |
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「教室には6%いる」といわれる学習障がい(以下、LD)の子どもたちは、どんな気持ちで登校して机に座っているのか、読み書きが困難なことで、社会人になっても直面せざるをえない課題とどう向き合っていくのかを、LD当事者としてシンプルな語りで伝えており、宝の言葉がたくさん書かれています。困難と向きあいながらも明るく生きている著者の言葉は、LD当事者には勇気と優しさを伝え、子育て中の母親には自信を与えてくれます。
私は、色々な人にLDを知ってもらいたい。これを読んでもらって、LDを知る一人になってほしい。そういう一人が増えることは、とても大事だ。分かってもらおうなんて思ってなくて、LDを知ってもらえれば、すごく有難い。私は、はずかしがらずに、ここぞという人に「父と私と息子は、LDだ」と知らせたい。一番、話が早い。 本文より |
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プロフィール:松本 三枝子(マツモト ミエコ) 1976年12月 東京生まれ 千葉県在住 小学校入学時から中学校卒業まで読み書き計算の困難さに生きづらさを感じる。 息子の診断と共に自分もLDだと確信する。LDの子ども達を見つけてほしい一心で、教育者に体験作文を見せて歩く。 一人でも多くの理解者を増やすため、LDの人が堂々と生きるために自分自身の体験を元に伝えていきたいと願っている。 |